かわちぎゃらがー

ろくに生きてない人生の回想

【留学回想録③】コロンビア人のクラスメイト

2015/09/08

 

語学学校2日目。

 

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この日もエステラさんとシドニー中心街へ。事前に交通機関を利用するときはオパールカードっていうICカードが必要になるから現地のセブンイレブンでカードを購入。

 

 

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日本でいうSUICAとかICOCAみたいなものです。(正し電子マネーとして買い物とかはできない)ちなみに現地に我が日本のセブンイレブンがいくつかあるんですが、おにぎりは売ってません。基本的に購入できるのはサンドイッチやパンのみです。日本人としては少し残念でした。

 

 オパールカードを入手した後にエステラさんに先日教えてもらったサンドイッチ屋で昼食のサンドイッチを購入し学校へ。学校へ着くと掲示板にクラスの振り分けがされた紙が貼ってありました。

確認してみると僕のクラスはpre-intermediate クラス。名前だけ聞くどんなクラス?ってなりますよね。僕もそうでした。

 

僕のいた学校は五段階でレベル分けがされていて、上から

 

(上級)

Advance class 

Upper intermediate class 

Intermediate class 

Pre-intermediate class  ←僕はここ

Beginners class 

(下級) 

 

またレベル毎にタイムテーブルが違っていて、

 

Intermediate 〜 Beginners class (8:30- 14:30)

Upper intermediate class (09:30-15:30)

Advance class (10:30-16:30)

 

+エクストラクラス1時間(参加自由)

 

というスケジュールでした。英語が出来るほど朝寝れる時間が増える訳ですね。

エクストラクラスは出席してもしなくてもいいクラスで、放課後にもっと勉強したい!っていう人が参加するようなクラスです。

そして僕が入ったPre-intermediate classはいわゆる初級者クラスでした。(なんでBeginners class じゃなかったのかは謎)

 

 

教室の場所を確認し、緊張の面持ちで指定されたクラスへ。

 

 

クラスに向かう途中他のクラスを覗いてみると朝から楽しそうに英語でペラペラと談笑している生徒達。やっぱりみんな喋るの上手いなーなんて思いながら通り過ぎると、僕の教室前のソファーで1人真顔で黙って1人座り込むジャイアンみたいな男がいました。

 

そいつがこのコロンビア出身のジェファソン。目がパッチリ二重の色黒で可愛い顔をした僕には無いものを持ってるなんとも憎たらしい奴でした。

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約3年前なんでなんか若いですね。この写真の時は彼と打ち解けていますが、初対面の時は何考えてるか分からなくて正直怖かった...だって全然笑わないんだもん...

 

僕のクラスは全員で5人の比較的少人数のクラスで、2人がコロンビア出身の生徒、僕を含めた3人が日本人でした。先生は確かアイルランド出身の人で名前は覚えていない(すいません)けど、優しくて愛嬌のある若い先生で好印象でした。2週間ぐらいでいなくなっちゃったんですけどね。

 

そして各々好きなテーブルに座り、配布されたテキストを元に授業を進めていきます。

配布されたテキストはこれ。もちろん全部英語表記。

 

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 英語で会話をする上での基本的な文法や、テーマも普段の日常生活で使いそうなものが多かったです。

 

テキストの単元ごとのテーマに沿って、単語や文法を学んでいきます。

当時僕が今まで日本で受けてきた英語教育と違うなと思った点は、

 

  • 実際に英語を話すアウトプット系の演習が多い
  • 話す系の演習が多いで、下手でも伝えようとしないと詰む
  • 先生がネイティブなので細かいニュアンスについて詳しく教えてもらえる

 

特に3つ目はめちゃくちゃ良かったです。ネイティブの人じゃないと分からないような細かい言葉のニュアンスを知っているので、場面に合った自然な英語を教えてくれました。(この頃は質問すらできなかったけど

 

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マインドマップ。Generation Gapについて生徒が自由に意見を出し合ってそれについて先生含めて生徒達が議論をしたり、

 

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紙切れを同じテーブルのクラスメイトと考えながら、正しいものと組み合わせたり。

ちなみにこれはgetの使い方を考える演習ですね。

 

他にも様々な演習があって、スピーキングが苦手でも話さざるを得ない環境でした。

 

授業が始まってその日のクラスで僕の隣に座っていたのは、先ほど紹介したジェファソン。彼もまた入学当初から英語を話すのが上手な人でした。(聞くとオーストラリアに来る前にアメリカのマイアミに半年住んでたとか)

授業が進んでいき、そこで初めてのスピーキングの演習。単元のテーマについて自分の意見をパートナーに伝える演習で、2人1組でお題についてお喋りしました。

この時僕なりに頑張ったんですが、ジェファソンには伝えたいことが全く伝わらず、最後に一言What??」と少々混乱気味の顔で言われて撃沈。その後に彼が意見をペラペラペラと話してくれたのですが、彼が話すスピードと僕がボキャ貧すぎて何も分からず、何も言えず変な空気になり終了。

 

この日もエステラさんと一緒にバスに乗り帰宅。

 

すごく悔しかった。彼と同じクラスなのになんでここまで違うのかと。海外に住んでる歴が僕より長いとは言え、英語のレベルの違いが歴然でした。

ジェファソンは僕の初めてオーストラリアでできた友達でもあるんですが、当時はめちゃめちゃライバル視してました。それ故に彼との出会いのおかげで、それまで以上に真剣に英語を勉強をするマインドになりました。「オーストラリアに遊びに来たんじゃ無い。英語を勉強をしにきたんだ」って。今思えば本当に感謝しています。

 

To be continued...