【留学回想録②】語学学校の初日にして絶望した。
2015/09/07
オーストラリアに来て2日目。この日は語学学校の初登校日でした。
前日にエステラさんからバスの乗り方を教えてもらっても全く理解出来なかったのですが、親切にもシドニー中心街への行きと帰りのバスを一緒してくれました。中心地へ着くと、オススメのサンドイッチ屋さんを教えてくれたり、学校の方向を教えてくれたりと、とにかく親切で助かりました。(感謝…!)
無事学校に到着。
English Language Company という語学学校で、学校内に日本人が少ない(10%以下程度らしい)という点からこの学校を選びました。出来るだけ日本語は使いたくないし。
中はこんな感じ。ゆったりスペース。
ここでクラスが始まるのを待ってたり、友達と談笑したりしていました。
学校初日のスケジュールは、
- 各種手続き
- 英語レベルチェック
- オリエンテーション
といった流れでした。
ちなみに学校はシティーの中心街に位置しているので、人も結構多く日本でいう東京なのかなって感じでした。
立ち並ぶ高層ビルディング達...
当日の英語レベルチェックで具体的にどんな事をしたのかというと、
- 英語力を測る書面でのテスト
- 学校の先生と面談形式でお喋り
この2つを踏まえてクラス分けを行うという趣旨でした。
テストは今まで日本でも散々やってきた質問に対して適切な選択肢を選ぶタイプの問題や、文法的に正しいものを選べといった形式でした。内容は中学生の初期からやるような問題から高校生で学ぶような文法までの範囲で出題されていました。まぁ僕は昔から英語ができなかったので、チンプンカンプンだったんですけどね。そしてテストを受けてる最中に順番に呼び出され、呼ばれた生徒は先生の元へ。
そこでHow are you? レベルの簡単な質問をいくつか投げかけられます。例えばいつオーストラリアに来たの?とか趣味は何?とか。ここでどれくらい喋れるかで、入れるクラスが大きく左右される訳です。何喋ったか全部はさすがに覚えていませんが、前日に勉強した”I'm not good at speaking English"(私は英語が上手く喋れません。)を使ったら何故か喜ばれたのは覚えています。(新しい表現を使いたかっただけ)
英語レベルチェックのテストを終えてお昼になったので、近くのマクドナルドに行ってランチを取りました。
海外のマクドナルドは全体的にサイズがめちゃくちゃ大きいって聞いていたのですが…日本のサイズとあまり変わりませんでした。デフォルトで大きいのはどうやらアメリカのようですね。
学校に戻る時に日本語を見つけてちょっぴり感動。
午後はオリエンテーションでした。複数のテーブルに座って同日に入学した生徒が一緒に学校のルールや施設についての説明を受けます。
そして最後に待ち受けていたのが、同じテーブルの人と好きに喋って下さいタイムでした。この瞬間は今でも覚えています。
僕と一緒のテーブルにいたのはフランス出身の女性とスイス出身の男性で、3人1組で会話をしました。この時僕は「初日だしみんな同じくらい喋るの下手だろ」とか舐め腐っていました。しかし、2人とも話すのがめちゃくちゃ上手い…。ヨーロッパ出身で元々使っている言語が似てるから?何それ反則じゃね?(単純にスピーキングの練習不足。)
お察しの通り、開始してすぐに数分間僕だけ蚊帳の外状態スタート。2人でどんどん話を盛り上げていきます。たまに気を使って、「どう思う?」なんて言ってくれるのですが、そもそも話している内容が分からないしなんて話せばいいかの分からないので苦笑いでハハハ...なんて感じで済ますしかありませんでした。(今すぐ逃げ出したかった)
そんなこんなで、オリエンテーションを終えて初日が終了。
学校1日目にして自分の英語力の低さに絶望しました。
「こんなんで1年やっていけるのか...」
「日本帰りてぇ…」
「日本にいる友達に会いてぇ...」
とメンタルがズタボロになったのを鮮明に覚えています。自分が英語できないのは分かってたけど、ここまで他の生徒と差があるのかと。
その日はバス停前の公園で、エステラさんと待ち合わせをして帰宅。帰るとすぐにご飯を用意してくれ、今日の話を頑張って伝えると、「これからだよ。頑張って。」と落ち込んでいた僕を励ましてくれました。出会って間もないホストファミリーですが、そうやって愚痴を聞いてくれる人が近くにいる点、「ホストファミリーの家族の一員になって住むメリットはこういうとこにあるんだな」とその時強く感じました。
To be continued...
※おまけ
公園にて。見たことない鳥がそこら中にいました。