かわちぎゃらがー

ろくに生きてない人生の回想

【留学回想録⑧】ちょっと希望が出来た日

 

2018/09/18

 

放課後に今週から僕のクラスに入ってきた韓国人のクラスメイトのチャン君に誘われてScruffy Murphy’s というバーへ。英語が上手な日本人とネイティブのオーストラリア人が来るらしい。

 

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先にバーに到着してメンバーが揃うまでビールを注文して待っていると、例の日本人とオーストラリア人の2人が後からやって来ました。相手は日本人ですが英語で挨拶をすると、かなり上手な英語(少なくとも当時の生活の中で)で返されたのを覚えています。当時はまだオーストラリアに来て2週間程度でしたが、ここまで英語を上手に話す日本人は周りにいなかったのでかなり驚きました。

 

 

その日本人は翔さん。聞くとシドニーに来る前に1年間カナダにワーキングホリデーをしていたそうで、4ヶ月前の5月からシドニーに住み始めたとの事。特徴的だったのが、以前カナダに住んでいたという事で英語の発音がゴリゴリのアメリカ英語(Rの発音で舌を巻くあの感じ)でした。オーストラリアは独自の訛りはあるものの、ベースはイギリス英語なのでその時聞いたアメリカ発音が凄く印象的でした。

 

「ワーキングホリデーで1年間って英語力もたかが知れてるだろ」と思う方もいると思いますが、彼の英語は発音といい文章力といいネイティブのオーストラリア人が称賛するほどでした。かなり勉強したのでしょう。

当時の僕といえば、留学初日にして語学学校の他国の生徒のレベルの高さに打ちひしがれていたので、彼の英語力の高さは同じ日本人として今後の勉強のモチベーションに繋がりました。

 

kawachigallagher.hatenablog.com

 

 

そして同日に来たもう1人がオーストラリア人のジャック君。この前の創作活動の記事でちょこっと登場した僕が書いた英語歌詞を添削をしてくれた彼です。

 

 

kawachigallagher.hatenablog.com

 

 

彼は大学で日本語を専攻しており、この時は英語が喋れないのを察してくれたのか日本語で挨拶してくれました。笑

彼の日本語は若干カタコトだったのですが、理解は出来るレベル。おそらくネイティブの人間からしたら僕の英語もそんな感覚で聞こえるんだろうなぁなんて思いながら話を聞いてました。

 

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聞くと彼はランゲージエクスチェンジにて翔さんと出会い、そこから友達になったとか。

 

ランゲージエクスチェンジとは、

英語を勉強している日本人

日本語を勉強しているオーストラリア人

双方の言語でお喋りをするというイベントです。シドニー大学の学生によって企画されたイベントらしく、毎週水曜日に市内のShark Hotelにて行われていました。ホテルって名前が付いてますが中身は普通のバーです。そういえばHotelって名前のバーが結構多かったなぁ。なんでだろう。

ジャック君は日本のアニメや漫画が好きで、彼の知ってる漫画やお気に入りのアニメを教えてくれました。やっぱり自分の国の文化を好きって言ってくれるとすごく嬉しかったです。

 

当時はビールが好きではなかったので沢山飲んで最終的に無事リバースしました。(ごめんなさい許して) その日はフラフラになりながら帰宅して寝たと思うのですが、当時のカレンダー日記ではこんな風に書いていました。(めっちゃ字が汚いですが…)

 

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その卍なんやねん。

 

見る限り翔さんの英語にかなり衝撃受けたんだろうなぁ…。兎にも角にもこの日は後の留学生活を変えるきっかけとなった1日でした。

 

 

To be continued...